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第1回定例会報告

日本共産党中野区議団ニュース2022年第1回定例会報告号(2022年3・4月号)を発行しました
日本共産党中野区議団ニュース2022年第1回定例会報告号(2022年3・4月号)を発行しました

記事表題

「子育て先進区」の実現に前進
 ・酒井区長公約の前進へ 今後の政策の柱となる様々な条例が可決へ
 ・就学援助費拡充と進学に係る支援を
 ・文化に関する支援の充実を


1.「子育て先進区」の実現に前進
 区民の声を生かし、暮らしを支える区政をさらに前へ(賛成討論の全文はこちらから https://www.jcpnakanoku.net/03report/2022/220309_01.html
――基本計画策定後はじめての2022年度予算――

 

2022年度の一般会計予算(1,579億3,500万円)は、区政史上最大規模の編成と提案になりました。一番の要因は、歳入における特別区民税や特別区交付金等が当初の見込みより上振れ・好転したことによるものです。党議員団は基本計画で示された「子育て先進区」「地域包括ケア」「持続可能なまちづくり」など暮らし・福祉・教育に関わる施策・事業が実施されることから予算案を評価し、賛成しました。
 同時に、好調な歳入を活用して、長引くコロナ禍で区民生活と医療・介護・保育・教育など感染症拡大の影響をまともに受けている施設・分野への支援を拡充することを求めました。
(1)子育て先進区実現へのとりくみ
〇 子どもの貧困対策の推進
・学習支援事業の拡充
⇒中学3年生は夏休み週2回/進路相談の実施
・子ども食堂運営支援

 

〇 児童相談所の開設・運営(写真 4月に開所した中野区児童相談所)

〇 教育相談体制の充実
⇒教育相談員やスクールソーシャルワーカーの増員による相談・巡回支援体制の強化

〇 子どもの居場所づくりと読書活動の推進
・学校図書館蔵書の充実
・夏季休業中の見守りと図書室開室事業
(2)地域包括ケア体制の構築・新型コロナ対策
 〇 ひきこもり支援事業の実施

〇5カ所目のすこやか福祉センターの整備

〇 新型コロナ感染症対策
・ワクチン接種体制の確保
・PCR検査の実施
・自宅療養者支援
・在宅要介護者及び在宅障害者の受入体制整備事業
・区内病院での感染症患者の病床確保
・区内中小企業者等への資金調達支援

(3)脱炭素社会・災害に強いまちづくり
〇「中野区ゼロカーボンシティ宣言」の実現へ
・ゼロカーボンシティなかのシンポジウム
・高断熱窓・ドア助成事業
・ごみ分別AIチャットボット機能の導入

〇耐震化促進事業の拡充
⇒木造住宅耐震化促進事後湯の対象範囲を区内全域に拡大

〇区立公園の整備等の拡充(写真 更新された白鷺ふれあい公園の遊具)
⇒園内灯のLED化、公園トイレのバリアフリー化

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(4)平和・人権などの区民要求の前進
 〇憲法擁護・非核都市宣言40周年にあたる周年行事
 〇文化芸術振興に係る基本方針の策定
 〇旧中野刑務所正門の修復・移築(写真 昨年、中野区有形文化財として指定された旧中野刑務所正門)

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〇哲学堂公園の保存活用計画策定


2.酒井区長公約の前進へ 今後の政策の柱となる様々な条例が可決へ
(1)中野区公契約条例-労働者に適切な賃金の支払いを
賛成討論の全文はこちら https://www.jcpnakanoku.net/03report/2022/220325_02.html
 条例では、区が発注する工事や業務委託、指定管理者に対して、現場労働者に支払う賃金の下限額を定めます。これにより適正な労働条件や公契約の適正な履行及び品質の確保などが期待されます。
(2)中野区人権及び多様性を尊重するまちづくり条例-施策・教育で人権尊重の取り組みが前進
賛成討論の全文はこちら https://www.jcpnakanoku.net/03report/2022/220325_01.html
 日本国憲法による基本的人権の保障、個人の尊重と生命、自由及び幸福追求の権利、並びに、法の下の平等と差別の禁止といった理念を条例の前文で明記しました。
そして区の責務としてすべての人が差別を受けることなく、それぞれの能力を発揮し、地域社会の一員として暮らすことができるよう必要な施策を総合的に推進すると定めました。
(3)子どもの権利に関する条例-貧困の防止や子どもの権利救済委員の設置など盛り込む
 賛成討論の全文はこちらから https://www.jcpnakanoku.net/03report/2022/220325_03.html

子どもの権利条約の理念を区政に反映させるためのものです。今後、この条例に基づき、子どもに関する取り組みを推進するための計画が立てられることになります。その中では子どもの貧困防止の取り組みを行うとともに、子どもへの権利侵害があった際に被害を訴え出るための救済委員の設置も盛り込まれています。

3.就学援助費拡充と進学に係る支援を
 党議員団は、今定例会で世田谷区での取組を例に、就学援助費の費目の一つである学校給食費の基準を引き上げて、無料化の拡大を図ることを求めました。また、高校生以上がいる子育て世帯に係る教育費等の負担が大きいことに鑑み、低所得世帯を対象に、足立区で実施している高等学校等の入学準備に係る経費の助成を要望しました。

4.文化に関する支援の充実を
 新年度予算には、文化芸術振興に係る基本方針策定の予算が盛り込まれました。中野区でどのように文化振興を図っていくのか指針となるものであり重要です。同時に他区では単なる方針ではなく、目標年次を持った「基本計画」を持つところもあります。コロナ禍で文化・芸術関連の団体・事業者を支援する政策を実施するうえでも「基本計画」の策定を検討するよう求めました。

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