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2025年第4回定例会 本会議・第34号陳情「中野サンプラザ修繕費調査願いについての陳情」に対する賛成討論:武田やよい 2025/12/102025.12.10
第34号陳情「中野サンプラザ修繕費調査願いについての陳情」について(討論)
第34号陳情「中野サンプラザ修繕費調査願いについての陳情」について、日本共産党議員団の立場で賛成討論を行います。
本陳情では、中野駅新北口エリアまちづくりについて、区が「中野サンプラザを再利用ししない前提として、修繕費が陳情時点で100億円以上(現時点では170億円と想定)かかること」を理由として説明していることに対し、解体・新築経費より再利用が経済的であること、再利用を望む声が多くあることから、修繕費調査を行うことを求めるものです。
我が会派は、「中野駅新北口エリアまちづくり」について、野村不動産との協定解除後、検討の幅を狭めず、あらゆる選択肢を持って検討すること、広く区民の声を聞き、合意形成を図りながら、まちづくりを進めること、住民がよく理解し、判断できるよう分かりやすく正確な情報発信・情報公開を行うことを求め、3月24日に区長へ申入れを行いました。また、この間もこの立場で質疑を行い、特別委員会では、サウンディング型市場調査にサンプラザの再利用の可能性に関する項目を入れることも含めて、要望してきました。
あらゆる選択肢をもって検討するためには、区が中野駅新北口エリアをどのようにしていきたいのか、という明確なビジョンを示すことに加えて、区民からの疑問や意見に応え、合意形成に向けて検討のプロセスを見える化し、共通認識を持てるようにしていくことが必須であると考えており、本陳情の求める「中野サンプラザ修繕調査」についても、その一つであると考えます。
区民からの求めに対し、修繕費を調査するための事業者への聞き取り、調査を行うための経費の積算などを行い、情報を共有していくことは、区の考え方を正しく伝えるためにも必要であると考えます。
今後、合意形成を図るために必要な情報を区民と共有することを求め、第34号陳情「中野サンプラザ修繕費調査願いについての陳情」に対する賛成討論とします。