日本共産党中野区議団が実施した区民アンケートに約1400人の方から返信をいただき、くらしやすい中野区への願い・要望がたくさん寄せられました。ありがとうございました。みなさんの声を調査に手活用や、行政への申し入れなどでも届けるとともに、議会論戦でも活かしていきます。

 

１．物価高からくらしを守れ！（1面）

Q．昨年と比べてあなたの暮らし向きはどうですか？
悪くなった63％　変わらない32％　良くなった5％

 

一面下部原稿

アンケートでは物価の上昇による家計への深刻な影響が感じられました。2025年4月の食料品の値上げは4000品目を超え、通年でも昨年を上回る見込みです。先の見えない大変な状況が人々から希望を奪っています。政治に大きな役割が求められています。

Q．「悪くなった」とお答えになった方へ。原因はなんでしょうか？
１位　物価の上昇　43.5％
２位　税金や社会保険料の負担増　２２．８％
３位　医療、介護の負担増　１２．４％

 

 

２． 安心してくらし続けられる街へ（2，3面）

安心してくらし続けられる街になるためには、様々な面で「支えられている」という実感が持てることが重要です。日本共産党の国会議員団・都議団とも力を合わせて、みなさんの願いを実現のため、努力していきます。

 

Q.中野区に重視してほしいことはなんですか？

物価高が圧倒的1位でしたが、市民のみなさんの、災害への心配や格差への問題意識、子育てへの不安を感じる結果となりました。

 

（１）物価高

Q.生活維持のためにどんな工夫をされていますか？

【実績】
・低所得世帯向け給付金（1世帯3万円　※中野区独自に対象拡大）
・介護・障害者・子育て施設への物価高騰対策の補助金

 

【提案】
・家賃助成制度の実施
・消費税5％への引き下げ
・中小企業支援とセットで賃金の引き上げ

 

（２）災害　いつくるか分からない大地震への備えを
中野区は地震発生時の災害危険度が高い地域も多く、不安な思いをしている方も多くいます。地震の発生は防げませんが、被害を減らすことは政治の責任でできます。「命・財産を守る」施策を進めていきます。

 

【実績】
・耐震改修助成制度の対象拡充
・防災ベッド購入助成の要件緩和
・避難所備蓄物資の充実

 

【提案】
・感震ブレーカーの配布
・コミュニティFM（災害時緊急放送）局の設置
・スフィア基準に基づく避難所運営
　※スフィア基準とは　被災者の権利と被災者支援の最低基準を定めた国際基準

 

（３）子育て
Q.教育・子育てについて中野区に望むことはなんですか？

【実績】
・全家庭対象の小中学校給食費無償化
・不登校支援の充実
・医療的ケア児支援の実施

 

【提案】
・修学旅行費・教材費の無償化
・給付型奨学金制度の実施（3月の区議会質問で今年度に制度を具体化する方針が示されました）
・学びの多様化学校（不登校支援特例校）の開設

 

（４）福祉
Q．高齢者・障害者への施策について中野区に望むことはなんですか？

【実績】
・国民健康保険料の引き下げ
・補聴器購入費用の助成制度
・聴力健診の実施

 

【提案】
・医療機関・介護事業所の経営を支える施策
・子どもの国民健康保険料の免除

 

３．たくさんの声をいただきました

自由記述欄にいただいた声を一部ですがご紹介します。この声を力に「誰一人取り残されないまち中野」を実現するために力を尽くします。

 

・通路にもっとベンチがほしい
議員団より
まちなかにベンチがあればホッと一息つけます。区議団でも「ベンチの設置に補助を」と求め、今年度から事業がスタートしました。歩きやすいまちづくりを進めてまいります。

 

・道路のガタガタ、陥没を直して
議員団より
区議団ホームページのお問合せフォームの活用や議員控室等にお電話いただき、ガタガタ・陥没か所を教えてください。議員がただちに調査に伺います。

 

・年金生活でも安心して暮らしていける住まいの確保を
議員団より
家賃や住宅価格の値上がりが止まりません。家賃補助制度や公共住宅の供給、入居型の介護施設の設置などで、「住み続けられるまち」を実現していきます。

 

・公園の遊具や緑をもっと充実させて
議員団より
中野区が進める公園の再整備やトイレの充実、区民の声が計画に反映されるように取り組みを進めます。

 

・まちづくりに区民の声を生かして
議員団より
各地の道路拡幅や中野サンプラザ地区の再開発など、まちづくりにもっと区民の声が生かされるような仕組みを作っていきます。

 

・空き家対策は徹底してほしい
議員団より
危険な空き家への対処とともに、空き家の利活用が進められないか検討を進めていきます。