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第1回定例会報告

日本共産党中野区議団ニュース2021年第2回定例会報告号(2021年7月号)を発行しました
日本共産党中野区議団ニュース2021年第2回定例会報告号(2021年7月号)

記事表題

新型コロナ感染症対策について
 ・小中学校の五輪観戦の中止を求める要望書を提出
 ・児童館運営は区直営で行うことを明言
 ・校則は「合理的と認められる範囲に」と答弁
 ・区役所で生理用品を無料提供
 ・旧中野刑務所正門 中野区文化財に指定
 ・核兵器禁止条約成立から4年 平和への思いを中野から
 ・第3回定例会(予定)のお知らせ


1.新型コロナ感染症対策について

4月末から75歳以上の高齢者からワクチン接種が始まっています。日本共産党は迅速かつ安全なワクチン接種を国と自治体に求めてきました。党区議団は、今議会で区内のワクチン供給量の確保について質しましたが、ここに来て8月以降のワクチン供給にブレーキがかかり、予約・接種が停滞する見通しです。政府の責任が厳しく問われます。

PCR検査の拡大については、東京都による高齢者施設等への検査に加え、区内の学校及び保育園職員への定期的な検査の実施を求めました。ワクチンの迅速接種とともに大規模なPCR検査の実施が必要です。

 

ワクチン接種キャンセル待ち受付サービス開始(中野区ホームページへのリンク https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/407000/d030926.html

区は集団接種会場(区民活動センター)で当日キャンセルが出た場合、接種希望者の中から抽選を行います。希望者は接種券を持ち、接種会場に行き、抽選箱に申込書を入れます。詳細は区ホームページでご確認ください。


2.小中学校の五輪観戦の中止を求める要望書を提出

党区議団は、東京都が進める「学校連携観戦プロジェクト」、いわゆる子どもの五輪観戦の中止を求める要望書を7月6日に区長及び教育長に提出しました。その場では区長から感染や熱中症のリスク等の懸念は表明されたものの、中止の明言はありませんでしたが、9日になって学校の五輪・パラリンピック観戦の中止が決められました。

なお、東京都をはじめとした競技会場では無観客開催が決定しています。

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7月6日酒井区長・入野教育長に要望書を提出


3.児童館運営は区直営で行うことを明言

中野区は現在、区有施設整備計画の中で今後の区内の児童館をどのように整備するかの方針を示しています。これは田中前区長の児童館全廃方針を転換するものです。しかし、現在18館ある児童館を9館に削減することについては、身近な子どもの居場所がなくなることから、地域住民への十分な説明と合意が求められています。

今議会で児童館の運営形態について、「直営で行うと考えている」と酒井区長が明言しました。子どもたちや保護者の居場所として重要な役割を担っており、経験豊かな職員を配置し続けるためにも直営での運営方針を示したことは重要です。

地域にとって身近な児童館事業を行うために、党区議団としても今後も奮闘いたします。

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新井薬師児童館

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大和西児童館

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朝日が丘児童館

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弥生児童館
今年度限りで学童施設への転換及び廃止方針が示されている4つの児童館


4.校則は「合理的と認められる範囲に」と答弁

「下着の色は白」「地毛証明書を提出させ髪を染色してないことを証明させる」など全国の学校で生徒を過度にしばり付ける「ブラック校則」が問題になっています。中野区にも基本的人権の侵害にもなりかねない校則が残っている例があります。

本会議一般質問において、「校則は基本的人権の尊重に合致したものであるべきでは」という質問に対し、教育長は「基本的人権の尊重は学校生活の根幹。学校の決まりは、その内容・運用において合理的と認められる範囲であることが重要」と答弁がありました。今後、生徒の意見を取り入れた改善が期待されます。


5.区役所で生理用品を無料提供

区は子育て家庭の母親の健康維持などのために、事業者(オイテル㈱)と協定を結び、区庁舎の女性トイレに、無償で生理用ナプキンを提供する機器を設置することとしました。これは自治体初の取り組み。これは広告映像が流れている機器にスマートフォンを近づけると生理用ナプキンが1個無料で提供される仕組みです。この無料配布は8月から開始する予定です。

なお、区は3月末から防災備蓄品を利活用し、家庭事情等により生理用ナプキンを用意することが難しい女性に対し、生理用ナプキンを無償で配布することを始めています。

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生理用品配布の案内チラシ


6.旧中野刑務所正門 中野区文化財に指定(写真601 旧中野刑務所正門)

6月4日に区教育委員会は、区文化財保護審議会からの答申を踏まえ、旧法務省矯正管区敷地内(新井3丁目)にある旧中野刑務所正門について、有形文化財として指定を議決しました。文化財名は「旧豊玉監獄表門」。指定は大正期を代表する建築家後藤慶二氏の唯一の遺作であり、我が国の煉瓦建築の技術的・意匠的到達点を示すことなどが理由として挙げられました。

 正門は2018年に現地保存が決められていましたが、区は再検討を行い、曳家により移築し、同敷地内の西側に保存と公開を行っていくこととしました。東側には平和の森小学校の新校舎を建設し、2027年度に学校を開設する見通しです。

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旧中野刑務所正門


7.核兵器禁止条約成立から4年 平和への思いを中野から

史上初めて核兵器を違法化した核兵器禁止条約が成立してから7月7日で4年がたちました。今年1月22日に発効した後も、批准国は54、署名国は86へと広がっています。

中野区では、1982年に「憲法擁護・非核都市の宣言」を行い、長年に平和施策を行ってきました。酒井区長のもとで、区は平和首長会議への参加や核兵器禁止条約への賛同表明など、立場を明らかにしています。

被爆76年のこの8月に広島、長崎の両市を中心に開かれる原水爆禁止2021年世界大会に期待と注目が集まっています。

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平和展示資料室で展示されている禎子の折り鶴


8.第3回定例会(予定)のお知らせ

第3回定例会は9月10日から10月15日の日程で行われる予定です。それぞれの質問には以下の区議が立ちます

本会議一般質問 いさ哲郎区議、小杉一男区議

決算特別委員会総括質疑 浦野さとみ区議、来住和行区議


・主な予定
9月10日、13日、14日 本会議一般質問
9月17日、21日、22日、24日 決算特別委員会総括質疑
9月27日、28日、29日 決算特別委員会分科会
10月4日 本会議・決算議決
10月6日、7日、8日 常任委員会
10月11日、12日、13日 特別委員会
10月15日 本会議・議案等議決

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