区長は、「中野区基本構想の改定について」という議案を提出し、第4回定例区議会中に議決されることを予定していました。しかし、区長の与党会派である、自民党、公明党、民主党が議案審議の「継続」を求めました。党議員団も継続に同意し、議案は議決されず、継続審議となりました。
この基本構想が改定されると、それに基づいた「( 第二次)10か年計画」の計画案が示されることになっています。その時期が遅れるのかどうか、区民の注目するところです。
区長は基本構想の「官から民へ」「小さな区役所」に向けた取り組みを見直すこともせず、いっそう保育園や学童クラブなどに民間活用を促進するなど、区民生活にとって多くの問題を残したままです。

住民の福祉の増進を基本にせよ

また、改定の主な理由となっている「新たな東京の顔」づくりによって、中野駅周辺の大規模再開発をはじめとした「まちづくり」が、財源確保の見通しもないまま進められるようにしています。
すでに警察大学校跡での再開発には当初予定より多額の税金が投入されています。さらに追加予算が盛り込まれた補正提案があり、党議員団の反対、賛成多数で可決されました。大規模開発には区民から様々な懸念の声が出されています。
区民不在ですすめられる基本構想の改定は問題です。
今回、議会では継続となりましたが、本来「住民の福祉の増進」に応えられる基本構想となるよう党議員団は力を尽くします。