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中野区がJR駅周辺再開発へ税金投入、当初の6年で246億円

大規模開発より、くらし・福祉・教育を

派遣切りなどの雇用破壊とともに、これまでの「構造改革」 で、 区民の暮らしや営業はさらに深刻に。
そうしたなか、 中野区が予算案とともに発表した「財政運営の考え方」には、巨額の税金が投入される大規模再開発がずらり。税金の使い方が逆立ちしているのではないでしょうか。

374億円ため込み基金とり崩しへ

自民・公明政権のもと、区民の所得は減り、税金や医療の負担は増えるばかり・・・
ところが中野区は、区民の暮らしを犠牲に区政史上最大にまでため込んできた基金を取り崩して、大規模開発に乗り出しました。
予算に占める都市整費は前年度に比べ、 一五・八%の大幅増。今後、サンブラザ・中野区役所の解体・再開発まで計画され、果てしない税金の投入となります。

中野駅ふくむ広域開発

中野駅周辺開発の対象地域は、早稲田通りから大久保通りまでの中野二~五丁日。区によれば、今後六年間の事業費だけでも、中野駅地区整備に一四〇億円、南口地区に四二億円。
北口駐輪場一帯を、バス、夕クシー、駐輸場、駐車場の覧三層構造化。駅利用者の流れを変え警大跡の商業ビルに誘導するもの、渋滞がひどくなる、などの声もあります。
位:百万円

事業名 21年度 22年度 23年度 24~26年度
警察大学校等跡地整備(公園) 24 213 307
警察大学校等跡地整備(道路) 567 376 266
中野駅地区整備 65 2,077 2,965 8,895
中野駅南口地区のまちづくり 17 185 1,066 2,949
東中野駅前広場整備 100 149 100 925
区役所用地取得(警察大学校等跡地) 3,411

東中野駅ビルにも

山手通りと東中野駅舎の間の路線上空活用となる「駅前広場」には一二億七千万円の税金を投入。しかも区は「JRのビルが建ち、区が使える部分は広場というほどのものとはならず連絡通路」と答弁しています。
JRビル建設のためにそこまでする義務はありません。

公園の南側に巨大ビル

党区議団は、植木こうじ都議とともに、国・都にもたびたび要請してきました。

日中の半分は日陰に

4へク夕一ルの防災公園が、わずかl.5へク夕一ルに。しかも、この公園の南側には、太陽をさえぎる、高さl00m、幅l40mの巨大な業務商業ビル、西側にも大きな大学ビルが建とうとしています。
「l0万人の避難場所の中心、緑の憩いの場を」という区民の声にこたえ、党区議団は、植木こうじ都議と一緒に、今後も計画の凍結、見直しを求めていきます。