小堤勇

区民施策削ってため込んだ05年度

格差と貧困の広がりの中で、暮らしを支える施策が求められます。しかし、保育園の一層の民営化、成人健診の有料化、10年前の半額ほどの教育費で施設耐震化の遅れ、最低ランクの図書購入費。また、訪問介護利用料助成の廃止など区民施策を削る一方、将来の大型開発に向けた「ため込み優先」の05年度決算を批判しました。区長は、格差を個人の個性や価値観、努力の違いとし、23区トップの区民一人あたりの基金の伸びも「経営改革の成果」と区民の願いに背を向けるものです。

住みよい上鷺宮・鷺宮・白鷺・若宮めざして

バス交通の充実を求め「なかのん」の増便、運行時間延長、停留所の改善と中野駅発中村橋駅行き路線の上鷺宮3・4丁目への延長を求めました。
区の建築審査会は、区が確認許可した上鷺宮1-4の9階建て全43室ワンルームマンションを、容積率と高さの点で違法としました。区は姿勢を改め、地域と調和したマンション建設で住環境を守るべきと主張しました。
建替え計画の都営鷺の宮アパートは、14階建て高さ40メートルで、風害、日照権・電波障害、プライバシーの侵害などさまざまな弊害があります。高齢者や小家族中心の1DK、2Kが多く、型別方式など間取りの不便さ、また、工事に伴う6メートル外周道路の生活環境への影響も質問しました。

江田とおる

安心して子育てのできる区政を

最初に、子ども医療費助成を中学校3年生まで拡充することを求めたところ、区長は「検討する」と答弁しました。
次に、強引な「保育園民営化」で、職員が次つぎに入れ替わったり、裁判で行政が負けている事例を挙げ、中野区の民営化園の実態を検証するよう求めました。
区長は「実態はつかんでいる」「民営化で質がよくなった」と答弁。しかし、その「資料を議会に示せ」と迫ったところ「出さない」と拒否しました。

幼稚園保育料1・5倍化を撤回せよ

区立保育園の保育料を現行の1・5倍に値上げする条例案に対して、23区平均の1・8倍にもなる値上げであり、子育て支援に逆行することを指摘し、撤回を求めました。

施設使用料の減免制度廃止をやめよ

区は施設使用料の大幅な値上げ案を出しなおすことになりました。しかし、あわせて提案した「減額・免除制度の廃止」を実施するとの姿勢は崩しませんでした。

「競争の教育」改めよ

深刻な「いじめ」事件を取り上げ、その背景に、国と大企業が求める過剰な競争主義があることを指摘し、教育委員会の見解を質しました。
その上で(1)学校現場の意見を重視すること、(2)学校選択制の導入を止めること、(3)学校に子どもと向き合うゆとりをつくり出すこと、(4)老朽化した学校の施設改善のために1校1千万円の予算措置を行なうことなどを求めました。
この他に「江古田の森保健福祉施設」の開設に関して、国の江古田合同住宅廃止に関わる問題について質問しました。