【本会議・一般質問】
(2011年2月22日)

中野区議会議員 かせ次郎

  1. 国民健康保険料の引き上げを行わないことについて
  2. 中野駅周辺の開発計画について
  3. 地域センターの窓口業務の継続について
  4. 環境リサイクルプラザの問題について
  5. 西武新宿線の地下化工事に伴う諸問題と沿線・駅舎の安全対策について
  6. その他
    1. 安心して歩ける桃園川緑道について
    2. その他

○議長(伊藤正信) 次に、かせ次郎議員。

〔かせ次郎議員登壇〕
○31番(かせ次郎) 2011年第1回定例会に当たりまして、日本共産党議員団の立場から一般質問を行います。

1 国民健康保険料の引き上げを行わないことについて

 まず最初に、国民健康保険料の引き上げを行わないことについて伺います。
 中野区は4月から国保料の大幅な引き上げを実施しようとしております。今回の改定は、これまでの値上げに加え、住民税方式を旧ただし書き方式に改めるというもので、扶養控除や社会保険控除、障害者控除などが考慮されなくなるために、低所得者をねらい撃ちにした改悪となっています。例えば年金受給者で年収200万円の2人世帯では1.57倍の10万円、65歳未満の給与所得の2人世帯では1.66倍の15万円、年収250万円の4人世帯では1.76倍の22万円にもなります。経過措置がとられたとしても、2年間だけで、年金生活者で年収200万円の2人世帯では9,100円の引き上げとなり、大幅な値上げには変わりありません。
 そこで伺います。今度の保険料の改定でどれだけの引き上げになるのか、22年度と旧ただし書きへの移行後の平均と値上げされる世帯数の割合はどうなっているのかを伺います。
 先だって、中野社会保障推進協議会と区との対話集会に参加させていただきました。会場からは、「今でも保険料が高過ぎる。今度の改定では、年金の1カ月分の値上げだ。これでは払っていけない」、こういった悲痛な叫びがありました。議会資料でも、保険料の収納率が年々悪化し、07年から09年の3年間に10万円未満が76.0%から70.7%に、10万円から20万円が81.7%から75.2%と、低所得層ほど収納率は落ちております。また、09年度の全体の収納率は81.1%で、23区の中で18位です。これは中野区は低所得層が多く、払いたくても払えない区民が多いということを示しているのではないでしょうか。
 政府、厚労省は異例の通達を出しました。「国保財政の一般財源の繰り入れは控え、保険料で賄え」と言っています。このようなことでは、際限ない保険料の引き上げになってしまいます。保険料の滞納者には容赦ない取り立てや差し押さえまで行われ、制裁として保険証の取り上げまで起こっています。これではだれでも必要な医療が受けられるとする国民皆保険の制度は成り立ちません。国保料の改定は、国民生活に直結する大問題です。そのために板橋区や世田谷区、荒川区などでは、国保運営協議会に議会代表や公募区民の参加もあり、議会にも資料が出され、詳細な報告がされています。
 ところが、1月26日の厚生委員会では、他の区で報告されているような保険料改定の詳細な資料も、「確定していない資料を公表すると混乱する」という理由で示されませんでした。しかも、区民への説明は、条例案が可決され、被保険者に通知が出された後、5月に地域説明会を実施するということですが、これでは「お上の決定には黙って従え」ということになるのではないでしょうか。
 区は、国や都と共同して、区民の健康で文化的な生活を保障する義務があります。そのために、国民健康保険の保険料の引き上げを抑えるために、国保財政への一般財源の繰り入れを行ってきました。また、我が党議員団は、「国庫負担の割合を国に求めるべきだ」とただしてきましたが、区長の見解は、「負担を税に転嫁するもの」というものでした。しかし、開発事業では、「国や都の補助金を活用する」では道理が足りません。国や都に対し、公費負担の割合をふやし、保険料の引き上げを抑えるべきです。また、今回の保険料の引き上げは、一般会計からの繰り入れをふやしてでもやめるべきです。あわせてお答えください。

2 中野駅周辺の開発計画について

 2番目に、中野区周辺の開発計画について伺います。
 まず、中野サンプラザと区役所の一体整備についてであります。これまでの区の説明では、2012年までに再整備等の計画案を作成することになっています。そもそもこの計画は、区役所の移転改築を前提にしたものです。この地区の再整備にとどまらず、当然、新区庁舎の移転改築費用をどうするのかの検討がなされなければなりません。区役所の移転改築との関係はどうなっているのかを伺います。
 昨年3月に示された「再整備の考え方」では、サンプラザの建物を残し、スーパーリフォームする案から、区役所、サンプラザ敷地一体開発による超高層ビルを建てる計画まで、四つの案が提案されています。しかし、財源はどうなるかについては、明確な説明がありません。この点についても、あわせて伺います。
 2番目に、庁舎移転用地の活用について伺います。
 中央中学校南側の公務員宿舎用地0.5ヘクタールが新たな公園用地として活用されれば、1.5ヘクタールの公園面積が2ヘクタールに拡大し、防災機能が改善され、学校の教育環境が向上することは、区民と結んだ運動の成果だと評価しています。しかし、10万人の避難場所の主要な施設となる防災公園としては、まだまだ不十分です。もしも区立体育館南側の0.4ヘクタールを新たな公園用地とすることができれば、高層ビルに囲まれた中庭のような公園が、けやき通りに面した公園となり、景観上も防災公園としての機能も改善されます。この際、区役所移転を中止し、公園として整備すべきです。答弁を求めます。
 次に、囲町地区の行きどまり道路の解消について伺います。
 警察大学校等跡地の整備が進む中で、囲町地区の動きは見えていません。整備地区の区画道路の整備は進んでいますが、新設道路と囲町の居住地区の間には緑地帯が設けられ、生活道路と接続していません。住民からは、「長い間の願いであった行きどまり道路の解消はどうなるのか」といった不安の声が上がっています。こういった問題について、住民の要望にこたえ、個別的な対応も含め、改善の方策をとるべきです。答弁を求めます。

3 地域センターの窓口業務の継続について

 3番目に、地域センターの窓口業務について伺います。
 7月には地域センターが廃止され、(仮称)区民活動センターに転換されようとしています。しかし、いまだに区民の理解と合意は得られているとは思えません。特に、地域事務所の併設となる南中野、東部、江古田、野方、鷺宮以外の区民活動センターでは、地域センターで行われていた窓口業務が廃止され、住民票や印鑑証明、納税証明などの諸証明の交付などが受けられなくなります。区は、コンビニに交付機を置き、24時間対応できるのでサービスが充実すると言っていますけれども、しかし、高齢者にとってなじみにくいのがIT機器です。「これでは機械に弱い年寄りを除外するものだ」との怒りの声も聞こえます。また、「コンビニがない地域はどうするのか」、こういった声もあります。こういった声にどうこたえるのか、お聞きします。
 スケジュールを見てみますと、2月から東部、桃園、新井、薬師の4地域で先行実施し、7月には残りの地域についても一斉に転換が図られるとしています。しかし、コンビニでの諸証明書の交付業務の開始は来年の2月ということです。この間はどうするつもりですか。
 また、このような見通しの立たない計画で、どれだけの区民が納得できるでしょうか。引き続き15カ所の地域センターでの窓口業務を継続すべきです。答弁を求めます。

4 環境リサイクルプラザの問題について

 4番目に、環境リサイクルプラザの継続について伺います。
 消費者センターと環境リサイクルプラザは、「区民のリサイクル活動を支えるため、区民みずからが環境や資源問題を考え、交流し、活動できる場」として1997年に開設されたものです。しかし、区は、利用率が低いことを理由に、昨年の第4回定例会で消費者センターを廃止し、中野区役所1階ロビーの一角に消費生活センターを開設しました。ここでは、消費生活の苦情相談を受け付けるもので、これまでのような区民の活動を支える場も機能もありません。こうした消費者団体の活動をどうするのか、その対案は全く示されていません。
 しかも、環境リサイクルプラザについても、7月には「機能転換」の名のもとに、会館の管理運営を民間事業者に丸投げし、企業活動の場として提供しようとしています。1月17日の利用者の説明会では、「6月末をもって環境事業者への民間貸し付けになるので、区民の利用はできなくなる」と一方的な通告がされ、活動の場を失う利用者団体は途方にくれています。中野区の消費者運動は、30年の歴史があり、この間、区の積極的な支援のもとで、大きな成果を上げてきました。今度の区の処置は、区民を「2階に上げてはしごを外す」に等しいひどい仕打ちです。
 環境リサイクルプラザは、約50の団体が登録し、環境消費者活動の拠点として利用しています。いずれも専用の会館があればこそ、全区的な課題や専門的な課題に継続的に取り組むことができました。例えば布のリサイクルに取り組む「かおり会」では、古布の裂き織りを3台の織機を使って活動しています。織機は畳、1畳ほどの大きさで、簡単に移動はできません。また、廃食油から石けんをつくっている「せっけんの輪」では、石けん製造機、粉砕機は、大きくて重く、移動は困難、石けん製造に使う苛性ソーダは危険物で、専用の保管庫が必要、廃油のろ過には1カ月かかる、こういうことです。
 こういった活動は、区民活動センターでできるとは、到底思えません。やみくもに利用者団体を追い出し、せっかく根づいた区民運動をつぶすようなことがあってはなりません。そのためには、環境リサイクルプラザに区民活動のできる場を引き続き確保すべきです。答弁を求めます。

5 西武新宿線の地下化工事に伴う諸問題と沿線・駅舎の安全対策について

五つ目に、西武新宿線の地下化工事に伴う諸問題と沿線駅舎の安全対策について伺います。
 1月24日、我が党区議団は、西武新宿線各駅の利用者の会の皆さんと西武鉄道本社に出向き、西武新宿線の地下化工事に伴う諸問題と、沿線駅舎の安全対策について申し入れを行ってきました。この項の質問は、中でも緊急かつ重要な問題について絞ってお尋ねをします。
 まず、ホームドアの設置についてであります。
 1月16日、JR山手線の目白駅で、全盲の男性がホームから転落し、亡くなる事故がありました。相次ぐホームからの転落事故に、国土交通省も動き出し、2月9日には、JR東日本、JR東海、東京メトロ、京王電鉄、西武鉄道など、15事業主が出席するホームドア整備促進に関する第1回検討会が開かれました。JR山手線では、2017年度まで全駅にホームドアを設置するという予定であり、今後は全国の駅に波及する方向です。
 申し入れでは、駅のホーム改修に合わせ設置するのはもちろんのこと、各駅のホームにホームドアを設置するよう求めました。中野区でも、西武鉄道に働きかけるとともに、JR中野駅や東中野駅についても設置を求めるべきです。答弁を求めます。
 次に、新井薬師前駅の工事に伴う立ち退き問題についてお伺いをします。
 昨年の第4回定例会では、同僚の牛崎議員が西武新宿線新井薬師前駅の地下化工事に伴う諸問題について伺いました。その後、周辺住民の皆さんの思いが申し入れ活動で語られておりますので、区の対応を求めてまいります。
 まず、工事の影響を最小限に抑える工法と設計にしてほしいという要望です。線路の位置の変更は少なくしてほしい。工事が完成した後には、地権者として住み続けられるような計画にしてほしい。線路敷の活用では、緑のオープンスペースとして整備してほしいなどの要望が出ています。このような要望にどうこたえるのか、答弁を求めます。
 3番目に、新井薬師前駅の開かずの踏切問題について伺います。
 連続立体交差化が実現するのは、まだまだ先のことです。一方、待ったなしで改善が求められているのが、新井薬師前駅の踏切の安全問題です。昨年の第3回定例会での牛崎議員の総括質問で、「線路敷内での歩道幅を拡幅する件で西武鉄道と交渉している。問題になっているのは費用負担だ」といった内容の答弁でした。その後の交渉はどうなっているのでしょうか。危険な踏切をこれ以上放置するわけにはいきません。区の責任で改善を急ぐべきです。あわせてお聞きします。
 4番目に、鷺ノ宮駅南口のエレベーターを設置することについて伺います。
 既に鷺ノ宮駅北口とホーム、改札口との間ではエレベーターが設置されていますが、南口にはエレベーターがなく、利用者から何とかしてほしいという強い要望があります。西武鉄道は、設置場所がないことを理由にしています。しかし、駅南側には駐車場になっている民有地があり、この用地を取得できれば済む話です。区が用地を取得して貸与することも含め、利用者の要望にこたえるべきです。

6 その他


 最後に、その他として、安心して歩ける桃園川緑道にすることについて伺います。
 今、「安心して歩ける桃園川緑道に」という声が地域で高まっています。中央四丁目の三味線橋付近の放置バイク問題では、さくを設けてもらい、現在のところ駐車しているバイクはありません。しかし、最近では、少し離れた場所に分散化されたようにも思われます。結局、規制だけでは根本的な解決ができないということになるのではないでしょうか。
 放置バイク問題は、バイクの保管場所が不足していることが大きな原因です。公共のバイク駐輪場の設置や、集合住宅への附置義務の強化など、検討すべきではないでしょうか、答弁を求めます。
 桃園川は、しばしば氾濫を起こす暴れ川でした。そのため、河床を掘り下げ、ふたがけをして、下水道にされました。当初、上部は道路にする計画だったようですが、四季折々の花を植えた安心して歩ける緑道にしてほしいという運動が起こり、その成果が今日の桃園川緑道につながっています。それだけに住民の思いは深く、多くの人々に愛され、利用されています。
 そこで、緑道利用者の声から、以下のような改善方を求めます。
 まず、高齢者の方からの声です。緑道には、いすやベンチがない。花壇や手すりを利用しているが、何とかしてほしいとの要望です。立派なベンチを望んでいるのではなく、ちょっと一休みして、息を整えるといった程度のものなら工夫はできるはずです。
 09年の第3回定例会での私の一般質問では、「調査検討していきたい」との答弁でした。その後どうなったのか、早急な改善を求めます。お答えください。

 次に、中野三丁目から中央一丁目にわたる緑道の舗装の問題です。管理が不十分で、舗装がはがれたり、膨張して膨れ上がったりしている部分も散見します。管理を十分に、破損は直ちに修繕してほしいものです。また、タイルがかたく、雨の日には滑りやすく危険だという声もあります。滑りにくい舗装に変えるべきです。あわせてお答えください。
 次に、プランターの問題です。
 緑道に置かれたプランターは古く、ひび割れたり壊れたりしたものが多く見られます。見苦しいばかりか、高齢者がいすがわりにも使っているので危険でもあります。適宜更新するとともに、いすに置きかえるなどの工夫をすべきだと思います。答弁を求めます。
 以上で私のすべての質問を終わります。(拍手)

〔区長田中大輔登壇〕
○区長(田中大輔) かせ議員の御質問にお答えをいたします。
 国民健康保険料についての御質問であります。
 平成23年国民健康保険料の料率算定では、1人当たりの保険料は平均9万3,105円から9万4,479円へと1,374円上がる見込みであります。中野区の想定では、約2万2,000世帯、32%程度の世帯で保険料が上がると見込んでおります。一方、1万5,000世帯、22%程度の世帯では保険料が下がると見込んでおります。
 この決定についての御質問もありました。いわゆる旧ただし書き方式というのは、所得に応じて保険料を賦課するべきというやり方で、国全体でとっている方式であります。23区以外の大多数の自治体で、大多数の国民が旧ただし書き方式による国民健康保険料という形でサービスを受けている、こういうことであります。したがいまして、制度本来のあり方にしていくということで、23区の区長会でこのような決定を行いました。
 国民健康保険料につきましては、23区の場合、23区が統一保険料として算定をしております。これに基づいて、各区が保険者として責任を持って運営をしております。この23区全体での決定、23区共通の保険料だということでありますので、御理解をいただきたいというふうに思っております。
 4月に被保険者全世帯へ算定方式の移行についてお知らせ文を送付し、あわせて5月に地域説明会を行い、十分に周知をする予定であります。その後、6月に保険料の当初賦課通知を発送する、そのような予定となっております。
 国や都に対して公費負担の割合をふやし、保険料の引き上げを抑えるよう求めるなど、保険料の引き上げはやめるべきと考えるがどうか、こういったような御質問がありました。
 国の負担をふやすということは、その財源としての税金が必要ということになります。日本の国は、もう言うまでもなく、税収よりもはるかに多い赤字国債を出さないと財政が成り立たないような国であります。新たに税金による歳出をふやすということになれば、どのような対応が必要になるのか、おのずと税金を新たに国民に転嫁すると、このようなことになるわけであります。ふえ続ける社会保障負担について、自治体や国がどう分担していくのか、国民に対してどうお願いができるのか、給付と負担のバランスの中で国民的議論が必要だと、私は再三申し上げております。
 それから、区役所、サンプラザ地区整備についての御質問であります。
 区役所移転に当たりましては、現在の区役所敷地の資産価値を最大限活用していくこととしております。また、区役所、サンプラザ地区整備に必要な資金の調達につきましては、保有している土地の資産価値を最大限活用する方策を検討してまいります。
 区役所の移転を取りやめるべきではないか、こういう御質問であります。
 区庁舎の移転建てかえ計画につきましては、新しい中野をつくる10か年計画に基づき、区役所、サンプラザ地区を広域的な集客力を備えたまちの顔として整備することとあわせて、着実に進めていかなければならない、こう考えております。
 それから、囲町の行きどまり道路についての問題であります。
 囲町のまちづくりにおいて、この行きどまり道路の問題についても解消していくことが重要であり、今後囲町のまちづくりを積極的に進めていく中で解決を図っていくべき問題だと、こう考えております。23年度の予算案におきましても、囲町のまちづくりについて、所要の経費を計上し、地元のまちづくり協議会の支援を行うこととしております。
 私からは以上です。

〔区民生活部長鈴木由美子登壇〕
○区民生活部長(鈴木由美子) 私からは、地域センターの窓口業務と環境リサイクルプラザについてお答えいたします。
 まず、コンビニエンスストアでの交付がお年寄りになじみにくいのではないかという御質問ですけれども、コンビニエンスストアにおけます証明書交付サービスは、コンビニエンスストアに設置してあります多機能端末から行政サービスを選択して、後は音声入りの画面操作に従って画面をタッチしていけば必要な証明書を受け取れるものという仕組みになってございます。既に導入している自治体に問い合わせても、操作方法についての苦情というのは寄せられていないというふうに聞いているところでございます。
 また、証明書コンビニ交付サービスは、区外のコンビニエンスストアでも利用できることができます。また、コンビニ交付が利用可能な店舗は、中野区内だけでも38、また隣接の地域でも多数あるというふうに考えておりまして、区民の方々には、操作方法や利用可能な店舗についての御案内を丁寧に行って、不安の解消に努めていきたいというふうに考えてございます。
 また、地域センターの窓口を継続すべきだという御質問ですけれども、今回、地域センターを(仮称)区民活動センターと(仮称)地域事務所へ転換する目的といいますのは、基本構想で描く持続可能な地域社会を目指して、地域住民が主体となった地域自治、地域活動を推進すること、それと区民満足度の高い小さな区役所を実現することにあるというふうに考えてございます。来年2月には、今申し上げたコンビニエンスストアでの端末を活用した住民票と印鑑登録証明書の交付サービスを予定しておりまして、着実に効果的効率的な窓口サービスの提供に努めていきたいというふうに考えております。
 また、7月から2月までの移行に当たりましては、先ほどいでい議員の御質問にもお答えしたとおり、即日で住民票、印鑑証明が発行できるように体制を考えていきたいというふうに思っているところでございます。
 環境リサイクルプラザにつきましては、区民の共通の財産である区の施設というのは、行政課題の遂行に資するため有効な活用が図られなければいけないというふうに考えてございます。今、地球温暖化防止対策を進めるためには、区民の方々のCO2削減の取り組みを促進することができる環境事業者などの民間活力を活用することが区としては重要かつ効果的であると考えております。区民の方々の活動の場は、地域センター、区民活動センター、区の集会室がたくさんございますので、そうした場を活用してもらいたいというふうに考えております。したがいまして、転換後の環境リサイクルプラザに区民活動の場を設けるということは考えてございません。
 以上です。

〔都市整備部長服部敏信登壇〕
○都市整備部長(服部敏信) 私からは、西武新宿線地下化にかかわります何点かの御質問と、その他の項の桃園川緑道にかかわります御質問等にお答え申し上げます。
 まず、駅舎の安全対策の中で、ホームドアの設置でございました。
 ホームドアの設置に関しましては、国土交通省で検討会が開催されまして、ことしの夏ごろを目途に整備促進に関する中間報告がされると聞いてございます。ホームドアの設置につきましては、検討会の結果を受けまして、各鉄道事業者が乗客の安全管理の面から優先順位をつけ、判断し、整備するものと考えてございます。したがいまして、現時点で区のほうから働きかけることは考えてございません。
 また、鷺ノ宮駅南口にエレベーター設置という御質問がございました。
 鷺ノ宮駅南口につきましては、バリアフリー整備が求められておりますが、敷地上の制約や構造上の問題がありまして、西武鉄道としては難しいと聞いてございます。現時点で西武鉄道側にさらに区として要望することは考えてございません。
 さらに、新井薬師前駅の開かずの踏切の問題でございました。
 踏切道の拡幅には、鉄道事業者の協力が不可欠でございます。これまで西武鉄道に対しまして、敷地内の遮断機等の移設に関する費用負担や拡幅整備に伴います一部鉄道用地の使用などについて協力を求めてまいりました。区といたしましては、連続立体交差化以前の現段階におきまして、取り組みが可能な踏切の安全対策を進めてきたところでございます。今後ともこうした対策を進めてまいりたいと考えてございます。
 次に、その他の項で、バイクの駐車場の整備と集合住宅の附置義務の関係の御質問がございました。バイク駐車場につきましては、バイクでの利用が想定される施設の設置者がバイク需要に見合った駐車場を設置すべきものと考えてございます。こうしたことから、区は民間のバイク駐車場の整備の促進に努めているとともに、規制、誘導など、国の積極的な施策展開についても求めるとともに、東京都整備保全公社の助成制度の積極的なPRを進め、整備を積み上げていきたいと考えてございます。
 また、集合住宅へのバイク駐車場の附置義務でございますけれども、現在運用しております中野区共同住宅等建築指導要綱によりまして、原動機付自転車を含め、自転車等置場設置を指導しているところでございますが、区の住宅政策審議会の答申では、自動二輪車の駐車分も含め、自転車駐車場の附置義務強化を示してございまして、今後条例化に当たりましては、その方向で盛り込んでいきたいと考えてございます。
 次に、桃園川緑道のいすやベンチの件の御質問でございます。
 同緑道には、全体で35カ所のいすやベンチを設置してございます。これらのベンチにつきましては、緑道の幅員が狭く、利用者の声が民家まで届きまして近所迷惑にもなりやすいために、整備時点におきまして、地域での説明会とか、個別説明を行い、合意のもとに設置したものでございます。ここ数年、特にベンチやいすは、路上生活者の寝泊り、あるいは深夜たまり場になってございますので、そういった問題が顕在化してございます。このために新たないすやベンチの設置については、現段階では困難と考えてございます。
 次に、緑道の舗装についてでございます。
 主な舗装は、耐用年数や美観を重視してタイル張りにしてございますが、補修に努めてきてございますものの、竣工から15年以上経過しているところから、場所によりましては傷みが進んでいるところもございます。しかしながら、舗装材の大幅な変更は現段階で困難でございますが、将来、下水道の大規模改修に合わせまして、どのようなものが適しているかどうか検討していきたいと考えてございます。
 最後でございます。緑道のプランターの関係の御質問がございました。
 プランターにつきましては、主に放置自転車対策、あるいはバイク対策で置いているものでございます。維持管理に努めておりますが、ひび割れしているものにつきましては、順次取りかえてまいります。
 いすやベンチにつきましては、先ほども御答弁させていただきましたけれども、路上生活者の寝泊まりとか、深夜のたまり場になっているという問題もありますので、プランターをいす等に置きかえることは困難であると考えてございます。
 以上でございます。

○議長(伊藤正信) 答弁が残っておりますけれども、時間がオーバーしましたので、以上でかせ次郎議員の質問は終わります。