【本会議・討論】
安全・安心な輸入食品を確保することを求める意見書の提案(3月21日長沢和彦)


○30番(長沢和彦) ただいま議題に供されました議員提出議案第4号、安全・安心な輸入食品を確保することを求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 なお、提案説明は、案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。



安全・安心な輸入食品を確保することを求める意見書



 1月30日に発覚した中国製冷凍餃子の薬物中毒事件は、輸入食品を起因とする全国的な薬物中毒事件に発展し、国民に食の安全に対する大きなショックを与えています。
 調査の結果、今回の餃子に限らず、輸入冷凍食品に薬物が混入していることが明らかになり、天洋食品から輸入された冷凍食品が日本企業と共同開発していたことも国民の間に不安と不信を広げる要因となっています。
 調理冷凍食品の輸入量は、この10年間で約3.7倍にも増える一方、食料自給率は下がり続け、現在は39%にまで落ち込んでいます。また、わが国の輸入食品検査体制は極めて貧弱であり、検査率は10%でしかありません。今回のような輸入加工食品についても、残留農薬一律基準の0.01ppmが適用されるにもかかわらず、全く検査をされていませんでした。これでは、安心・安全な食品を求める住民要望に応えられません。
 よって、中野区議会は、国に対して、下記の項目の実施を強く要請します。






  1. 今回の被害の拡大を防ぎえなかった行政上の不備を徹底的に解明するとともに、食品安全監視体制を再確立すること。
  2. 輸入食品の検査体制を抜本的に強化するために、食品衛生監視員を大幅に増員し、検査率を引き上げること。
  3. 政府のモニタリング検査の結果が出るまでは、検査中の輸入食品の流通を見合わせること。
  4. 輸入加工食品についても、残留農薬検査を実施すること。
  5. 国内の食料自給率を高めること。

 以上、地方自治法第99条にもとづき、意見書を提出いたします。



年 月 日



内閣総理大臣
厚生労働大臣
農林水産大臣     あて
経済産業大臣
防災・食品安全担当大臣



中野区議会議長名



 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。