本会議・代表質問 来住和行

5 区立学校の教育条件の整備について

 次に、区立学校の教育条件の整備についてお聞きします。
 少人数学級について伺います。
 子ども一人ひとりに行き届いた教育を保障する上で、少人数学級の整備は急がれています。区立小学校のPTA連合会からの議会への今年の要望書には、「他県では独自に全学年で35人以下学級を導入しているケースもあります。学年により人数に差がありますが、30人を切る人数のクラスでは、全てがゆったりとしており、先生の目もよく行き届きます。中野区独自に35人以下学級を導入し、学校によっては30人以下となるようにしていただきたい」。要望は具体的で切実なものです。区立学校で30人以下とするには、小・中それぞれ何学級の増となるのか。区独自で30人以下学級を実施すべきではありませんか。答弁を求めます。
 文部科学省は来年度予算の概算要求で、財務省の圧力に屈し、少人数学級を整備する教員数の増員を見送ってしまいました。また、財務省は財政制度審議会に小・中学校の教員を今後9年間で3万7,000人減らすことを方針として打ち出しています。それだけに中野区も他自治体と共同し、国に対し少人数学級の拡充を求めて意見していくべきではありませんか。答弁を求めます。
 次に、体育館、特別教室の早期冷房化についてお聞きします。
 党議員団は、教育環境整備の柱の一つとして特別教室のエアコン設置を繰り返し求めてきました。区立学校の冷房未実施は小学校理科室18校、家庭科室13校、中学校家庭科教室7校、技術室7校、美術室5校であり、体育館で冷房化を実施しているのは小学校3校、中学校2校のみであります。現在、東京都の制度が補助対象や補助率が拡充されていることから、都の補助が充実したこの機会にということから、自治体によっては補正対応で積極的な配置に取り組んでいます。年々猛暑が常態化にあるだけに、熱中症予防と教育環境の両面からの整備が急がれます。中野区も早期に冷房機全面設置を行うべきです。体育館冷房化の要望も17小学校から出されており、設置を急ぐとともに、体育館用の大型扇風機の設置もあわせて検討すべきです。答弁を求めます。
 次に、区立小・中学校のトイレの洋式化についてお聞きします。
 PTA連合会の統一要望として毎年出されているのが、和式トイレを洋式に変えてほしいということです。現在、小学校、中学校の合計で1,506に対し洋式化されているのは634で、42%の占用率にとどまっています。洋式率が20%という小学校、中学校も残されています。休み時間に順番を待ったり、我慢する状況もあり、早急な改善が必要です。工事の工夫も行って、新年度は洋式化に力を尽くすべきです。答弁を求めます。