本会議・代表質問

3 新井薬師前駅周辺のまちづくりについて

 最後に、新井薬師前駅周辺のまちづくりについて伺います。
 先月の5月中旬に「新井薬師前駅及び沼袋駅周辺地区に関する西武新宿線沿線まちづくり整備方針(素案)」に対して、住民の皆さんとの意見交換会が開催されました。計4回行われ、延べ140人が参加されたとのことです。ことし3月に、約2年間の議論を踏まえて地元地域の「まちづくり検討会」で取りまとめられた「まちづくり構想」が提案され、それを受けての今回の素案であると認識しています。しかし、地元地域からは「まちづくり検討会での意見が反映されていない」「まちづくり検討会では議論していない補助220号線についての報告が中心だった」「意見交換会においても説明が不十分だった」などの意見も寄せられています。
 第1回定例会、私の予算特別委員会総括質疑の中において、「まちづくり検討会で取りまとめられた構想が提案された以降も、区や西武鉄道などの情報もきちんと住民へ開示していくこと、区民の声をしっかり反映させて区民の合意のもと進めていくことが大前提である」ことを指摘し、この際、副参事からも「地域住民の要望を踏まえて進めてまいりたいと考えており、適宜情報発信、意見を収集する機会を設けていく」との答弁がありました。そこで伺います。今後、まちづくり全体を進めていく上で、意見交換会で出された意見も含め、引き続き住民の声を丁寧に聞きながら、きちんと合意のもとで進めていくべきと考えますが、そのことについての認識を伺います。
 都市計画道路補助220号線について2点伺います。
 補助220号線は、本町四丁目の十貫坂上交差点を起点とし、松が丘一丁目の新青梅街道までを結ぶ線となります。このうち、早稲田通りから新青梅街道までの約1.6キロメートルについて、一昨年度と昨年度の2年間で現況測量が行われていますが、補助220号線は約50年前の都市計画決定であり、この計画すら知らない方も多くいます。この線上には住宅も多く、上高田三丁目には「たきび」の歌発祥の地が、また、上高田五丁目には上高田小学校や上高田児童館などとも一部重なるものとなっており、住民の方からは不安の声を多く伺っています。仮にこの計画を実施する場合、どれだけの世帯の立ち退きが生じることになるのか、伺います。
 区は、西武新宿線地下化に合わせて鉄道交差区間の約90メートル部分から順次事業化を進めていきたいとしていますが、近隣住民からは「自分の家がその線上に該当するのか」「工事期間やスケジュールはどうなっているのか」などの声が聞かれています。この約90メートル部分においての立ち退きが想定される建物数はどの程度なのか、工期の具体的なスケジュールはどう計画しているのか、併せて答弁を求めます。
 どのような場合においても、まちづくりはそこに住み・暮らす「地域住民の合意」が何よりの大前提です。区民への丁寧な情報提供、住民との合意形成のもとで行っていくことを改めて申し添え、全ての質問を終わります。