本会議・一般質問

2 旧桃丘小学校跡地の利用について

 次に、中野三丁目地区のまちづくり及び桃丘小学校跡地の活用について、2点お聞きします。
 第1に、この地域は再開発の計画において、線路をまたぐ南北自由通路のおり口として南口広場ができ、そこから小学校跡地にかけて再開発が検討されてきました。この桃丘小学校跡地はUR都市開発機構に売却が済んでいますが、この件では少なくない住民の方から疑問や不満の声が上がっています。
 都市計画法第18条第2項には、市町村の都市計画マスタープランについて基本的な方針を定める際には、公聴会開催など、住民の意見を反映させる必要な措置を講じるものとしています。これは中野区の自治基本条例にも、その第14条において住民の参加について規定していることに反映されています。そして、マスタープランそのものにも見直しは区民と行政の協働により見直すと明記されています。住民参加が前提となっています。
 この中野三丁目地域では、本年3月下旬に付近の住民の皆さんが集まって自主的な話し合いの場が持たれましたが、その中で事前の説明がないという意見が散見されました。実際には2月20日には区による説明会が開催されてはいましたが、この説明会の開催自体の告知についてはホームページ上と広報のみであり、十分に周知されたとは言いがたいのではないでしょうか。住民の皆さんへの十分な説明、配慮がないまま、この地域の再開発が進んでしまっているということはないでしょうか。今後は、そのような話し合いの場を設けるに当たり、告知の方法を改善すべきと考えます。町会や商店会へは個別に知らせる、区のお知らせ板に掲示をする、町会の掲示板への掲示をお願いするなどによって、より多くの区民の皆さんにお知らせしていくことができると考えますが、この件についてお答えください。
 第2に、その話し合いの場で出てきた意見、そして私自身が地域で聞き取りをし、また地域の方々から直接いただいた要望の中で多かったのは大きく2点です。一つは避難所が遠くなって困るということ、もう一つは何らかの公共施設をつくってほしいということです。避難所については、中野三丁目の地域については桃花小学校へと変更になっています。しかし、線路に近い地域に住んでいる高齢者や障害を持った方などはいざというときに桃花小学校まで避難するのは現実には困難です。また、中野三丁目地域には公共の施設がありませんから、区有地があるならばお年寄りが集まる場所、子どもが安心して過ごせる場所をつくってほしかったという声は当然です。このような住民要求について、聞きっぱなし、聞いて終わりにするのでなく、きちんとしんしゃく検討するような積極的な話し合いの場を設けるべきです。防災という観点からは、例えば、緊急時のトイレの開放、食糧や防災グッズの備蓄など、何らかの防災機能を持たせるということ、公共の施設という観点からは、例えば、コミュニティーセンター、コミュニティーカフェなど、公共性の高い施設を建物の一部に設けさせること、これらを前提として中野区、UR、住民の皆さんの三者での話し合いを継続すべきと考えますが、いかがでしょうか。お答えください。
 以上でこの項の質問を終わります。