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日本共産党中野区議団ニュース2022年9・10月号を発行しました
日本共産党中野区議団ニュース2022年9・10月号を発行しました

記事表題

今こそ、学校給食費の無償化を
 ・23区初! 葛飾区で来年度から給食費が完全無償化に
 ・各地に広がる給食費無償化


今こそ、学校給食費の無償化を

日本共産党中野区議団

党区議団は2012年から議会質問で給食費無償化を求めるとともに、区長に対して毎年行う予算要望で給食費無償化を実施を要望してきました。また前区政時代には予算組み替え動議を提出し、給食費無償化(6~7億円)は可能であり、財政調整基金の一部を活用して実施は可能と訴えてきました。

区は「給食費は保護者負担が原則。就学援助によって低所得世帯には支援を行っている」と述べてきました。しかし区民の願いは大きく、9月に行われた区議会定例会では、他会派からも給食費無償化を求める声が出ました。かつてない物価高騰が家庭に大きな負担となっている今こそ、給食費無償化を真剣に検討すべきです。

23区初! 葛飾区で来年度から給食費が完全無償化に

9月7日、葛飾区が区立小中学校の給食費を来年度から無償化する方針を発表しました。これまで、第3子以降は無償など一部の無償化を行う自治体はありましたが、完全無償化は23区では初めてのことです。

共産党葛飾区議団は「義務教育は無償」の立場から繰り返し学校給食無償化を求めてきました。区はこれまで、「給食食材は保護者負担が原則」と述べてきましたが、区民の声と議会での論戦が合わさり、完全無償化の実施となりました。


各地に広がる給食費無償化

学校給食を無償化している自治体は、2017年時点で82自治体ありました。これまでは町村での実施が多くを占めていましたが、近年は比較的大きな自治体での実施も増えてきました。また、一部の無償化に踏み切っている自治体もあります。23区では5区で第3子以降の給食費を無償化するなど、何らかの制度を設けています。

 

青森市─中核都市で初の全面無償化を10月から開始。

品川区─所得制限付きで第3子以降の給食費を実質無償化

世田谷区─2019年10月より、給食費助成の対象を拡大。児童・生徒の約3割が無償化の対象に。

北区─第2子分を半額補助、第3子以降は完全無償化。

足立区─公立の小中学校に通う子どもが3人以上いる場合、第3子以降の給食費を無償化し、2人目を半額にしている

江戸川区─公立の小中学校に通う子どもが3人以上いる場合、第3子以降の給食費を無償化。

 

中野でも、給食費の無償化を

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