第4回定例会報告
日本共産党中野区議団ニュース2022年第4回定例会報告号(2022年1月号)を発行しました記事表題
・「子育て先進区」の実現へ
・新型コロナ 検査・ワクチン・体制整備のセットで第6波に備えた対策を
・第4回定例会の論戦から
・第1回定例会のお知らせ
・ご相談・ご要望をお寄せください
1.「子育て先進区」の実現へ
(1) 中野区が2022年度予算で検討中の主な取り組みを発表しました。
特徴的なものは「(仮称)子どもの権利に関する条例」の制定とその関連施策、子どもの貧困対策や不登校児童のためのソーシャルワーカーの増員、夏休み中の学校図書館の開館、プレーパーク活動団体への支援など、子育て先進区の実現に向けた施策があげられます。
旧中野刑務所正門の修復・移築を行うとともに、文化芸術振興に係る基本方針策定や、哲学堂公園の保存活用計画の策定なども計上されています。その他にも、地球温暖化対策として新たに、高断熱窓・ドアへの改修助成制度を実施します。
区はコロナ禍で「財政的な非常事態にある」と表明しましたが、こうした傾向は見られません。区民生活のために積極的な施策展開が求められます。
(2) 児童館職員体制の強化を求めて区長申し入れ
12月23日に区長に対して、「来年度とそれ以降の児童館職員の配置及び体制強化に係る要望について」を提出しました。昨年の第4回定例会で、前区政の児童館全廃方針を転換した計画に基づく児童館条例の改定を、自民党・公明党などが否決(賛否同数で議長(自民)が裁決)しました。そうした中で児童館機能の拡充が行えない懸念が高まっています。区長に対して、これまで実施するとしてきた事業を実施するための職員体制の強化を求めました。
12月23日区長申し入れ
2.新型コロナ 検査・ワクチン・体制整備のセットで第6波に備えた対策を
新たな変異株の市中感染が拡がる中、新型コロナ感染拡大防止の対策がより一層重要となります。昨年の第5波では、8月中旬にピークとなり、中野区内の自宅療養者数も一時1000人を超え、本来は入院が必要な方も自宅待機を余儀なくされました。今後、水際対策の強化はもちろん、「検査」「ワクチン」「医療体制の整備」などをセットであらゆる手だてを尽くすことが必要です。
区議会や都議会、国会でも繰り返し求めてきたPCR等検査の拡充についてですが、現在、都内全域でおこなわれています(2月13日まで。中野区内では、下記表の4か所で実施しています)。詳しくは当該事業の専用コールセンターまでお問い合わせください。
ウエルシア薬局中野都立家政店 |
鷺宮1-28-9 モンフレール1F |
ウエルシア薬局中野さぎの宮調剤薬局 |
鷺宮3-19-7 田中ビル1・2階 |
ウエルシア薬局中野新橋店 |
弥生町2-4-9 ツナシマ第三ビル1F・B1 |
ウエルシア薬局中野富士見町駅前店 |
弥生町5-26-9 |
TEL050-3184-1331(毎日9時~19時)
3.第4回定例会の論戦から
(1) ジェンダー平等社会の実現を
昨年の総選挙ではジェンダー平等が争点の一つになりました。日本共産党は男女賃金格差の是正や選択的夫婦別姓・LGBT平等法の実現などさまざまな課題について訴え、多くの共感を呼びました。
区議会では、党議員団が「(仮称)中野区人権及び多様性を尊重するまちづくり条例」及び「男女共同参画基本計画」について、基本指針の策定や事業展開、区民への周知を質すとともに、女性の労働条件の改善や性暴力の把握と研究などの必要について質問。区は「女性をめぐる諸課題についても相談しやすい環境を整えるための対策を検討していく」と答えました。
(2) 気候危機の打開を
異常な豪雨、猛暑など、気候危機と呼ぶべき非常事態が各地で起こっています。今後の人類の未来は2030年までに大気中への温室効果ガス(大半はCO2)の排出をいかに抑制させるのかにかかっています。
区議会では党議員団がCO2削減目標の早期達成について質し、区が施策を推進させ、「目標の早期達成を目指していきたい」と答弁。来年度は既存住宅の断熱性の向上に向けた助成制度や区有施設における再生可能エネルギー電力への切り替えを検討しています。
4.第1回定例会のお知らせ
5.ご相談・ご要望をお寄せください